《母が父を疎かにしていたので》
長女・藤代も養子婿である父を軽く見る癖がついていた。父が死んだ日もニ三日前から激しい弱り方を見せていたのに看病を女中と付添婦に任せて、姉妹三人で芝居見物に出かけ…。
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山崎豊子の原作がとても面白いのだけれど、最近のドラマ化よりも映画の方が時代も近く、キャストもイメージ通りで楽しめた。中村鴈治郎の何とも言えない狡猾さやいやらしい感じが良い。若尾文子はじめ女優陣が美し…
>>続きを読む『女系家族』(にょけいかぞく)は、山崎豊子の小説。『週刊文春』に連載され、1963年、単行本が文藝春秋新社から全2巻で刊行された。1966年に全1冊の新潮文庫版が刊行された(のち、2002年に上下2…
>>続きを読む山崎豊子原作の、「ぼんち」に同じく女系家族船場老舗商店の婿養子当主が死に、遺言を巡るきな臭い本家相続人長女京マチ子、次女鳳八千代、三女高田美和、当主の元有馬芸者妾若尾文子に、遺言執行人大番頭中村鴈治…
>>続きを読むかなり好き!!雰囲気のいい昭和キネマです。小説を読んでいるような感覚になります。原作小説は未読なんですが。
姉妹(特に長姉二人)がグロ〜〜〜い!おばもだが……愛人の家に押しかけるシーン、本当に「お、…