戦国群盗伝の作品情報・感想・評価

戦国群盗伝1959年製作の映画)

製作国:

上映時間:115分

3.4

『戦国群盗伝』に投稿された感想・評価

戦前(37)の滝沢英輔「戦国群盗伝」のリメイク。脚本山中貞夫に黒澤明が潤色。野武士軍団が管領家に軍用金を届ける指令を受けるが、裏切りにより、軍団と首領一家は壊滅、三船の刀が裏切り者を倒す。
本作は大…

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富士山を背景にシルエットで浮かび上がる武士たち。そこに威勢のいい音楽がかかる。このオープニングだけでも面白い!

特に前半はめちゃくちゃ面白くて、この映画なんでそんなに後世語られてないんだろうと思っ…

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まぁ、普通に楽しめて満足でした。ただ、体感2時間半くらいだった。
TaiRa
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山中貞雄が脚本書いた1937年のオリジナルをリメイク。潤色は黒澤明。鶴田浩二と三船敏郎が主演。の割には微妙だった。

潤色とあるくらいで黒澤明のアレンジはそれ程強くないっぽい。なんでも黒澤は1937…

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2.5

講談みたいな荒っぽい物語と人物造形が、景気よく小屋ひとつ燃やすようなリッチな画に見合ってない。冗長な台詞と無駄なカットも多くてダレるし、脚本の黒澤明の映画のイメージを流用するセコさも気に入らない。千…

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andard
3.0

城を乗っ取られた若殿様が義賊になる話。

楽しい部分もあるけれど、全体的に大味で好みではなかった。
ど派手な衣装も強めのメイクもちょっと。

悪人が一線をあっさり越えていく印象。
山猿の娘は最後に回…

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画はいいけど、途中のエピソードを2〜3個抜いたほぅがいい

『人情紙風船』との組み合わせは「女性の自害」二本立てに見えた
あんまりうんちく話したくないけど、「乱」のプロトタイプ
レンズのボケによる前景の脱主体的感覚、共同主体としてアップ連発される野盗の大雑把なキャラクターが良かった
このレビューはネタバレを含みます
姫の上原美佐はジョーン・フォンテインみたいな美しさだった。最後はこれでいいのか?というようなあっけらかんとした結末。

なんだか時代劇作るのは難しいものだなと感じてしまう。三船の演技は動きが良くて見ていて楽しく、鶴田浩二の誠実そうな雰囲気との対比が良いと思う。それから、司葉子が千秋実に襲われそうになるところ、三船と河…

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