《2022年4月23日 2回目》
これ初見のとき、辛すぎて全部をしっかりとは見られず目を逸らした部分もあった。
1988年の巣鴨子供置き去り事件が題材。出生届が出されなかった4人の子どもたち。題名…
すげぇ話でした。
ただしこれが実話を元にしていること。
決して綺麗事では済まされません。
父親が蒸発し母親は4人の子供を置き去りにした。
そしてその4人は学校へも行かずただただその日その日を凌ぐ生活…
「晴天というのはどちらかというと不幸に似ている、と思った。それも、恒常化してしまった穏やかな不幸に」
大好きな本の一節が終始漂う141分だった。くるしかった。是枝監督は一貫して答えを出さないよね、…
社会的無関心やネグレクトといったテーマ性は伝わるものの、援助交際などの要素が物語において不可欠だったのかには疑問が残る。むしろ、情緒を操作するために挿入されたようにも感じられた。特に終盤の展開には、…
>>続きを読む巣鴨で実際に起きたネグレクトを題材にした衝撃的な作品。
是枝監督は公開時42歳だったが、やはり映画を撮るのが上手いなと思った。
作中で服や靴はボロボロになり、髪の毛は伸び放題になり、あきら君(柳楽…
(c)「誰も知らない」製作委員会