同世代の映画監督に脚本が面白いと勧められ鑑賞。大人が観たい大人の恋愛映画。朝の薄暗い時間から夜が明けていく頃に、長い石段を急ぎ足で駆け登ったり降りたりしていく主人公の姿が印象的だ。30年の月日を実感…
>>続きを読むもう10年以上前の映画を見直して見た。
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冒頭の白黒映像。
高校生の主人公の未来の自分に当てた作文。
「この街でずっと暮らす」
そうして今日までこの街で暮らし続けた女性が暮らす街。
坂の街並み。夜…
このレビューはネタバレを含みます
ずっと考えた。【 いつか読書をする日 】
なぜ、このタイトルなのか。
(美奈子)の閉じた心の表紙。
(傀多)への想いのページがめくられる日をいうのか。
ずっとすれ違ってきた二人。いや、すれ違おうと…
このレビューはネタバレを含みます
ところどころナレーションや文字での表現が少しきになるが、日常の念密な描写がいい意味での淡々とした主人公の生活に実在感をもたせている。
この生活と人間模様にこの感性で光を当てたことは意義深いと思う。
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21世紀のファンタジーや恋愛描写は(いつか)を待ち続ける者が、その執着から解放された時に向こうから不意打ちを食らう切なさに裏付けられて初めて意味を持つ
緒方明「いつか読書する日」
人はいくら数多(…
たかが50近い中年のおじさんとおばさんの、恥ずかしくなるほど、純な愛の話。
同じ町で暮らす幼なじみを、30年ぐらいの年数、ずっと片思いしている、普通のおばさん。
毎朝、彼の乗るバスに合わせるよう…
パラダイス・カフェ パグポイント・ジャパン