初グレミヨン
ファム・ファタール気質な美女の登場によって周りの人の内面にあった狂気が剥き出しになって絡み合う愛憎劇
途中ダレるけど終盤は激アツ展開が待ってた
シャンデリアの蝋燭に火がついて幻想的な空…
孤独に暮らす城主が住む港町を舞台に、一人の女をめぐる愛憎劇が繰り広げられるジャン・グレミヨン監督1949年作品。高貴と世俗が入り混じる複雑な人間心理に、一筋縄ではいかない人としての業が描かれて、観終…
>>続きを読む白い足が町に到着した後、シーツを張り直す動作から素晴らしい緊張感。落ち着いた演出なのがめちゃくちゃ異様だ。
『高原の情熱』同様ロケ地(港町)を活かし転落するけども、こちらは崖の下が見えず、白いベール…
1949年のジャン・グレミヨン監督作品。グレミヨンという映画作家を形容する際にしばしば「呪われた」という言葉が用いられる。彼の作品がロケーションを多用した独自の美的感覚を持っていながら興行的に恵まれ…
>>続きを読む再見。閉塞感ある村で一人のアバズレ女を中心に5人の男女が狂わされていく愛憎劇。静謐な視線劇や互いの優位性や心情を示す空間と配置の演出といった手堅い演出に終始した愛憎劇の前半と結婚式の宴を境に交わらな…
>>続きを読むフランス映画に見られる「田舎地獄」の系譜。舞台となる港町は、古城に住む貴族の好色と不貞により、村全体がその子どもであるかのような極めて閉鎖的で不健康なコミュニティとして描かれる。貴族の末裔である伯爵…
>>続きを読む混沌とした人間関係だけの話なのに最初から最後までサスペンスが持続してるのすごい。登場からして不穏な伯爵の愛人の子まわりのシーンがとりわけ良く、港ロケ全部最高。結婚式のダンスと同時進行で行われる花嫁の…
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