フォードばりのショットから、工場内へとカメラが移り生き物がモノへと変わっていく労働を淡々と捉えていく。
屠殺した後のゴロンとした牛が衝撃だけど、ぬいぐるみみたいにも見える。筋肉がまだ収縮してる皮が剥…
今日見たからすんごい眠くて途中寝ちゃったけど白黒で、リアルを見せてる感がすごいね。肉が溢れた世界に生きてます。
冒頭西部劇っぽいカット、ラストの太陽、物語ではないけど議論のカットも緊迫感あるし画がい…
自然の中で自由に動くモコモコした牛が、ツルツルの四角い箱になってコンベアーで動くまでのトランスフォーム劇。カウボーイが乗る馬もトラックになる。視覚的(見世物的な)な面白さが多いけど、その撮られたこと…
>>続きを読むワイズマンのベスト作の一つ。映画史上最強の工場映画。さらには冒頭の西部劇風ショットの数々があまりに見事で感動する。朝日の輝きは『悪魔のいけにえ』に匹敵する黙示録的な美しさ。
グロいとの噂も聞いてい…
傑作 現代に生きる人々全員観るべき
可愛らしい羊たちは無慈悲にも一瞬で命を奪われ宙吊りにされ恐ろしい速さで頭を掻き切られ血を流し内臓をずるりと出されコンベアに流れていく。さっきまで跳ねていたのに。そ…
@アテネフランセ
フレデリックワイズマン特集にて。
牛、羊がいかにして牧場からものとしての肉に加工されていくのか、その工程を余すとこなく見せる。
一度レールの上に乗ってしまったら最後、あまりに流れ…
肉たちところどころ。運ばれていく牛たち、牛たちの破片。世界の片隅にはこんな作業に日々勤しんでいる者たちもいるのだ。作業プランのわずかな違いにかんかんがくがく、まるで西部劇の籠城戦前のように、現場で闘…
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