フレデリック・ワイズマンの足跡特集20本目。
懲りずにまた同じことを書くとワイズマンの映画はタイトルがそのまんまド直球に内容を表しているものが大半を占めているのだが、本作『肉』は余りにもシンプル過ぎ…
コロラド州グリーレイにあるモンフォート精肉工場にて撮影されたドキュメンタリー。
牛と羊の飼養から解体、出荷、競りなどの工場内外でのさまざまな作業工程が映される。
吊るされた羊の皮が一気にべろんと剥…
本日フレデリック・ワイズマンのすべて(アテネ・フランセ文化センター)にて"福祉"に続いて2本目。
牛と羊を放牧・肥育・畜殺・解体・出荷の全工程の記録。
スタッフの事務・交渉も興味深い。
白黒のせい…
ロッキー・バルボアがサンドバッグ代りに殴ったり、最近見たアイリッシュマンのフランク・シーランがちょろまかして横流ししていた、あの巨大な牛のブロック肉が出来上がる工程を、余計なナレーションやインタビュ…
>>続きを読むモノクロなのでグロさもマシでよかった。細分化されまくった分業を丁寧に追っているのだけど、解体時などは編集のリズムが良く、ただただ呆然と見ていた。隣のおばあちゃんが羊の毛を刈るシーンで片足を引っ張って…
>>続きを読む生まれ変わったら牛になりたい。舌はタン塩に、皮はハンドバッグに、身体はステーキで胃袋はトリッパ、頭蓋骨は美術予備校にモチーフとして置いて欲しい。余す事なく食材として使われるあの効率のよさと解体の手順…
>>続きを読む動物愛護団体が見たら気狂うようなシーンを今年何度観ただろう。
13回の新月のある年にのシーンでは全く会話が入ってこず、霊長類では口ポカーン、サンソレイユでキリン銃殺、そして本作。
オクジャはどちらか…
これもまた淡々と"肉"が"肉"となっていく様子を見させられるので結構、げっそり。
ただ、題名から想像できる映像の範疇は超さなかった気がする。
エッセネ派、霊長類に続く鑑賞で疲れてたのもあるな。間違…