ヒッチコックお得意の「間違えられた男」のテーマを取り入れつつ、英国に戻り、R指定を取得した初の作品ということもあり、これまでの作品とは少し違う作品。
警部の妻が作る料理のシーンが象徴的で、日常的な…
昔のやつの方がストーリー面白いんじゃないかと思い始めてヒッチコック。
面白かった。死体の顔とか色々雑なんやけど、それでも、なんか面白かった。犯人がミスったあたりが特に面白かった。刑事と刑事の奥さん…
迂闊さの象徴として度々映される階段の使い方が達人の域にまで到達している。映画上では第一の犯行が描かれる二階に位置する事務所の場面では既にバリー・フォスターが階段を上り終えてそこにいるという気持ちの悪…
>>続きを読むまだ観てなかったヒッチコック。殺しも変な顔の死体もおっぱいもヘイズコード無くなったらちゃんと見せます、ヒッチコック。
冒頭、空からの映像に始まりそのまま下りてきて演説、観衆を映して川に死体が流れ着…
ヒッチコックマラソンも途中下車続きで、なかなか先に進まないが、フォロイーさんのレビューでこの作品を観る気になった。
私にはヒッチコックの後半作品はなんとなく魅力に乏しいイメージが先行している。…
表裏が垣間見える描写が親近感あって面白かったし、それがある意味全員に分け与えられた平等なアリバイとして違和感なくサスペンスの基盤に仕上がっているのが凄いと思った。表とのギャップがとっても気持ち悪くて…
>>続きを読む衣服を剥ぎ取り強姦そして絞殺、恐怖で強ばった犠牲者たちの死に顔などハードな描写がかなり濃いヒッチコック後期の良作。その反面ユーモアも忘れず警部とその妻の食卓のやり取りが実に愉快。さらにその会話にちゃ…
>>続きを読む娯楽作として申し分のない作品。日常の喧騒の中に殺人鬼が紛れている、という描写がこの上なく卓越している。カメラがこれだけ語りかけてくれる作品ってそうない。今でこそ残虐描写や際どいヌードは当たり前だが、…
>>続きを読む