とても静かな映画。
ほとんどカメラワークのない絵作りと、日常の延長のような演技でない演技がそう感じさせるのか。
ストーリーとして特別面白いわけでもなく、医師の先生のエピソード全般の必要性もあまり感…
全てがダサく感じる。台詞の言い回し、服装、人物造形、時代のせいだろうか。私立大学文学部童貞男子大学生といった感じだ。
青山真治のことはよく知らないし、彼の作品はこれが初めてだが、あまり人に興味無…
見られることの怖さ。眼差しの圧に耐えきれず思わずフレームアウトする一連の流れがホラー的で怖い。撮る暴力性というか、ようやく向かい合ったときの恋愛感情や性欲ベースの権力関係が気持ち悪い。主体性を奪われ…
>>続きを読む青山真治の映画愛が詰まった佳作。ゴダールのジャンプカット、明らかに小津を意識した構図とカメラワーク、どれも模倣品ではなく、自分のものとして物語を紡いでいた。世界基準の映画を作れる稀有な人を亡くしてし…
>>続きを読む「東京公園」製作委員会