掴み所を持たせないニトラムとは真逆のアプローチ。意外とこういうノリでやっちゃう奴もいるかもね、というよりむしろこっちの方が現実に近いのではと思わせる作り込み。充実してる人間、うだつの上がらない人間、…
>>続きを読む冒頭から1時間、特に何も起こらず淡々とアメリカの高校生の日常が描かれる。べつに特別でもない、面白くもない、映画にするまでもない普通の日。
劇伴がひとつも流れないドキュメンタリーのような構成、長回し。…
救いのない映画だが良い映画だった。
淡々と話は進んでいく。事件の動機、背景は詳細には語られない。観た直後は無力感に襲われる。実話をベースにして作られた映画なだけあり、日常の静かさが強く描かれ事件発生…
このレビューはネタバレを含みます
80分のうち60分くらいは銃乱射事件のほんの少し前の日常がただ映し出されている。
アル中の父親を持つ子供、摂食障害の女の子たち、図書館の仕事をするナードの少女、カースト上位のネイサンとそのガールフレ…
【世界の終わりは間延びした時間の中、突然に】
ガス・ヴァン・サントって間延びした時間を通じて映画の外側を捉えようとしている説を検証するために『エレファント』を観た。
本作は長回しを通じて「日常」を…
2回目
淡々としてるから余計に考えてしまう
いじめられた側の報復って悔しい。いじめられなければ起きなかったことなのに、暴力を振るったからにはその罰を受けなければならない。いじめている側はそんなもの…