<感想>
愛ってやっぱり”たが”なんだと思った。
自分ならいじめられた時、こういう事件を引き起こすのか?
私は親兄弟の迷惑を考えて多分踏みとどまると思う。
彼らにはそれがなかった。
キスのシー…
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カメラは淡々と、学生たちの日常の生活を映す。撮り方も映画全編三人称視点で、かつ手持ちカメラで1人の登場人物を写している。その撮影方法は手ブレも相まってあたかも自分もその学校の生徒で、廊下を一緒に歩…
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99年にコロラド州コロンバイン高校で起きた銃乱射事件を被害者と加害者双方の視点で描いた作品。
この作品は後半の事件の最中ではなく、前半のまだ何も起きていない時の方が凄かったです。
何か不吉なことが…
映画的な構成美とドキュメンタリー的なリアリズムという一見相容れない手法同士が結び合い、あの学校の空間とそこに生きる学生たちの姿が立体的な手触りをもって立ち上る。人物の内面を安易に掘り下げず、「物語」…
>>続きを読む因果律が人間単位でマクロに働くという夢を弾丸が粉々に砕いてくる恐ろしい映画でした。
いじめをやったから因果応報で殺されるのではなく、いじめっ子たちはトイレで鉢合わせたから殺され、いじめられっ子は図…