その壁を砕けの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『その壁を砕け』に投稿された感想・評価

Wao

Waoの感想・評価

3.9
傑作。
雑すぎる捜査で冤罪の恐怖を感じたが、時代もあるなと。

22.06.19 シネマヴェーラ渋谷

(日記から)
芦川いずみの愛らしさに和む。殺人の濡れ衣を着せられた青年が、最後には容疑が晴れ、ハッピーな結末だったので良かった。しかしタクシーの運ちゃんでもな…

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59年日活。新藤兼人のオリジナル脚本。冤罪事件が多かった昔はこの作品のような逮捕劇はあったのだろうが、さすがに今は車で現場近くを通りかかっただけで即逮捕拘留はないだろう。また長門裕之の刑事がたまたま…

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日活、モノクロ、サスペンス
出演者
長門裕之、芦川いづみ
小高雄二、渡辺美佐子
清水将夫、芦田伸介、西村晃、岸輝子、信欣三
伊達信、下條正巳、佐野浅夫、大町文夫、梅野泰靖、下元勉
横山運平、神山繁、…

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一見好青年だけど実は…的役回りが多い小高雄二だったので、大どんでん返しがあるかと期待したw
幸せいっぱいなのに不穏さが漂う序盤がもうたまらない。
裁判劇だけど、テンポがよくて小難しくなく、それでいて緊張感があるのでちゃんと引き込まれる。

古い映画なので会話が聞き取りにくいのが玉に瑕。

日活は娯楽作品ばかりかと思っていたけど、こんないい映画も撮るんだね。(笑)

気に入った!

映画の冒頭から、幸せ絶頂青年が自分の幸せをひけらかしながら、マイカーを爆走させていたので、なんか不吉な予…

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今の時代では考えられない理由で、誤認逮捕された男の話。

若干調子はいいが、松本清張バリに凝ったサスペンス、裁判劇で、続きが大変気になる展開。鑑賞中に、これ面白いなーと何度もつぶやいてしまった。

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中平康監督、新藤兼人脚本の黄金コンビが、セミドキュメントタッチで描いた社会派サスペンス映画の傑作。前年交通事故で重症を負い再起した芦田伸介の本領発揮となった有能弁護士と、捜査を焦り誤認逮捕の汚名を晴…

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前半のストーリーがまんまフリッツ・ラングの“激怒”だったもんで若干不安だったけど、その後の展開はちゃんとオリジナル。
どうやって撮ったのか⁇どうやって編集したのか⁇⁇と不思議になるようなシーンもあり…

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