人間の條件 第3部望郷篇/第4部戦雲篇の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『人間の條件 第3部望郷篇/第4部戦雲篇』に投稿された感想・評価

nawy
4.0

極寒の北満州で関東軍の二等兵として、訓練に明け暮れる梶。

上官による厳しいシゴキやイジメ。今回も前回とはまた違ったベクトルでしんどい。
苦悶する兵士たちと広大で無機質な自然描写のコントラストが絶望…

>>続きを読む
ivoryy
4.6
なんか今の日本社会に存在する病理の半分くらいは戦前から解消されずに持ち越して来たもののような気がしてくる
一日前に観たルメットの「丘」とめちゃくちゃダブった

一部二部に引き続き新文芸坐さんへ

三部では梶は招集され初年兵となるが、軍隊でのしごきイジメ、非人間性がこれでもかと描かれる
精神主義の日本軍は兵隊を叩きまくることで強くなると信じている
ちょっと前…

>>続きを読む
4.3

古参兵も絡んできて、時代の生々しい嫌さがでてきた
1・2部ともに暗転のカットつなぎとBGMも相まって妙に芝居くさい時があるが、
4部のタコツボ壕のくだりからはただただ静かな破滅が描かれていて本当に凄…

>>続きを読む
4.8

フルメタルジャケットin関東軍。
第一部〜二部もそうだったが、遠く広がる空と大地、中国東北部(※)の光景が雄大で美しい。
大写しの荒涼な背景に、ちっぽけな人間。
行軍演習、兵営宿舎の灯り、今回の第三…

>>続きを読む
lassi
4.2
個人的には野球部やボーイスカウトにいた頃を思い出しました。
何と戦ってるのか、何のために戦ってるのか。
大言壮語する奴が壮烈果敢に戦うわけじゃ無い。
inodon
3.9

第1部第2部も辛かったが、3部4部の本作は輪をかけて辛い作品だった。

執拗に描かれる古参兵による陰湿な初年兵いじめ。個人の自我と尊厳を奪い去り、天皇への忠誠を絶対とし、一般人を単純な殺人マシンに作…

>>続きを読む
5.0

2026/09/27㈰
池袋新文芸座にて鑑賞

第3部の小原二等兵
第4部の円地二等兵

この二人の姿が目に焼き付いて離れません。 

私の親戚にも応召されて内務班での筆舌に尽くし難いイジメを受けて…

>>続きを読む

前作に於て鉱山会社から反感を買い、故に招集されたる梶の軍隊生活。陸軍の理不尽さならびに悪を描こうとせる意図は厭うほど伝われど、ことば足らずして失敗したる気色。露悪的な描写の数々には辟易す。

関東軍…

>>続きを読む
hachi
5.0

3部、赤紙で軍隊に飛ばされた梶。
一年兵の初等兵として戦地に赴任。
相変わらずマトモでいようとすればするほど浮いてしまう。
軍にも馴染めず、だけど同じように理想を持つ人とも出会う。
奥さんも訪ねて来…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事