敗戦で混乱する当時のイタリア情勢をファンタジックなギャグで笑い飛ばすといういわゆる当時のイタリアで主流だったネオリアリスモとは違う文法で挑んだ演出は興味深かったけれど、そのやり方がシュールすぎるかつ…
>>続きを読む・井上ひさしが洋画の生涯ベストに挙げていた作品。
・ミラノ郊外の広場にとりあえず作った仮設住宅みたいなところに住む民衆の話しで、え…?ミラノって80年前こんな感じだったの…?と一瞬焦るが、最後ちゃん…
すごい👏
奇跡とはこういうことだったのか
白黒映画だけど、主人公トトの裏表のない笑顔が良かった。
いろいろな注文をつけられてもまったく分け隔てせずに叶えてあげる姿は、聖人のようだった。
『井上ひさ…
カイエ・デュ・シネマを観る企画。
1951年の第3位。
パルムドールも受賞したとか。
当時の貧困に見舞われた人々の生活や自然との接し方が良く分かりました。
この話をどうやって落とすのかなぁって思って…
このレビューはネタバレを含みます
ロルヴァケルのベストテンに入ってたので鑑賞。
デ・シーカが撮ったファンタジー映画。戦後イタリアの貧困の中で生きる人々の暮らしをコメディ調で丁寧に描きながら、最後に奇跡が起きてみんなでほうきで空飛ぶ…
【千年王国論】
『自転車泥棒』であまりにも悲惨なイタリアの戦後をリアルな映像で綴ったデ・シーカ監督がファンタジー映画に初挑戦。本作の独創性が認められカンヌでパルムドールを見事受賞。
やはり悲惨な…
ビットリオ・デ・シーカの童話の様な不思議な作品。
キャベツ畑で拾われた主人公は愛情深い老婆に育てられ、彼も愛情深い青年になるが…。
デ・シーカの作品はこの後の「ウンベルト・D」もそうだけど、都市…