なんとも軽妙なお伽話。
可愛い話だなぁ。終始、ニコニコしながら観られた。
最初、殺された警官の棺桶が、伸ばした手の部分を継ぎ足してるとか、とにかく可愛い。
「これは喜劇です」とか云って、背景とか人…
写真屋さん版デスノートにケタケタ笑ってしまう。
漁業を生業とする海辺の町を舞台(魅力的な場所だと思う)に、その姿の通り金持ちは階段の上、貧乏人は下に住まう文字通りの上下関係が作られ、ロミオとジュリエ…
2025年1月現在、普通にアマプラで見れます!!
ロッセリーニ作品の持つ
「街自体がヒトの思惑をエネルギーにして回っているが、その思惑の中身はあんまりどうでもいい」
感がコメディによって戯画的に強…
撮影すると写真に写った人が死んでしまう殺人カメラで、写真屋の主人が悪い人を懲らしめていくが、次第に善悪の判断を見失っていくコメディ。
巨匠ロベルト・ロッセリーニの喜劇
印象的なシーン
・話の舞台…
"カメラを使って人を殺しまくる男の映画" というよりは "殺しの道具を手にしてしまったことによってカメラを安易に使えなくなった男が町中を奔走する映画" という感じであり、殺しよりもむしろ "奔走する…
>>続きを読む絶対サスペンスとかその類やろ!
邦題から察するに、『血を吸うカメラ』タイプの作品だと思いますよね普通。全く違います。コメディとかそんな感じ。
写真を複製したら、その人物が死んでしまう。そんなカメ…
ロベルト・ロッセリーニ監督作。
イタリア・ネオレアリズモの巨匠:ロベルト・ロッセリーニが1952年に手掛けた幻想喜劇の痛快作で、カメラを使って悪人を殺していく男の行状を描きます。
イタリアの小さ…
サスペンスを連想させる邦題(私自身がヒッチコックの「裏窓」風の映画を秘かに期待していた)だが、内容は小さな町に蔓延る腹黒い市民の退治をコミカルなタッチで描いたお伽噺。そのドタバタ劇は写実主義で知られ…
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