殺人カメラの作品情報・感想・評価

「殺人カメラ」に投稿された感想・評価

KICCO

KICCOの感想・評価

3.5
写真のように固まったまま死ぬ様子が気に入った。ほんとに一時停止のように死ぬ。
コメディ。
filmout

filmoutの感想・評価

3.7
冒頭で「これは芝居です」と言い、ラストでこの映画が何を描いたのか全部言うという今見ても斬新なコメディ。
昔の人は写真を撮ると魂を抜かれるといって恐れたという話があるけど、この映画では写真を撮ると被写体が死ぬ。

ある日悪魔に出会い殺人カメラを手に入れたこの街の写真家チェレスティーノは、他人に少しでも悪いところが垣間見えると写真に撮って殺してしまう。ネットでよく見る寄って集って叩きまくる想像力のない人たちに似ている。
それにしても割れるような音でヒーハー!と泣くロバがヤバい。
そーた

そーたの感想・評価

3.5
3度考えてから

カメラは趣味でいじるけど、
被写体をどう切り取るかで悩みだしちゃうとダメなもんです。

あれこれ試してみたものの、
よく分からなくなって最初に撮ったのが結局一番良いということがある。

でも裏を返せばそれだけ被写体の持つ色んな側面があるということ。

写真の出来不出来がカメラアングルに依存するように、
人の善し悪しも見方次第で変わりうるんじゃないか。

そんなことを言いたげなこの作品。

聖アンドレアなる謎の老人から授かった人を死に至らしめる撮影術を駆使し、
当然と貧富格差が根付く田舎の漁村に正義をもたらすべく骨を折る写真屋が奮闘する様を描いたイタリア喜劇。

小柄な写真屋チェレスチノがちょこまかと動き回るコミカルなタッチが、
秘術のもつ呪術性をオブラートのように包み込む。

ロベルト・ロッセリーニの代表作である『無防備都市』のようなシリアスさは息を潜め、
スケール感を異にして貧富という別テーマのレアリズムを喜劇を用いて炙り出してみせる所にロッセリーニの手腕が光る。

僕が面白いと感じたのは、
まがまがしくも滑稽な、
殺人カメラのメカニズム。

天誅を下す対象の写真をさらにカメラで撮影するというその術のまどろっこしさが何とも示唆に富んでいる。

写真を撮られた者は写真の中のポーズのまま固まってしまう。

それが、一つの見方に凝り固まって、
人を悪人だと決めつけてしまう僕たちのよろしくない癖を暗示しているようでいて非常におもしろい。

「罰を下す前に3度考えろ。」
物語を締めくくるこの言葉。

懲らしめられた人々は悪人なのかもしれないけれど、
禁忌を犯してしまう前に多角的な視点で物事を見るべきだという戒めが込められているようで深い。

そうは言っても、
やはり貧富格差はなくならない。

果たして、権力や貧富とは必要悪なのか。

オチのゆるいほんわかさの裏に隠された問題提起は、
シニカルなコメディーだからこそ、
鋭利なんだろうな。

現代とはいささか異なった視点を体感できるところに古典作品の素晴らしさがある。

うん、いろんな視点があっていいんだよな。

よしよし。
カメラを撮る際、いつもに増して大いに悩もうと思います。
設定は、イタリアの古典版『デスノート』。
貧しい人々から搾取して、自己利益に走る人たちに、死の裁きを与えていきます。

テンポの良い展開。
まさかのラストは、意外性十分で、楽しめました。

ロッセリーニ監督、6作品目の鑑賞。 『無防備都市』を始めとする戦争3部作とは、違った印象の作品ながらも、本作のテーマも、
第二次世界大戦時の、思想が極端に傾いたことで起きた悲劇に、警鐘を鳴らす作品になっています。
大介

大介の感想・評価

3.0
始まってすぐのオープニングクレジット。ロベルト・ロッセリーニの名前が…。

「え?ロッセリーニの映画?」

題名から勝手にB級ホラーあたりだと思ってたのでビックリ(汗)。


内容はまぁとにかく、結局悪人とはどういう人をいうのだろうと考えさせられました。

皮肉や風刺をうまく利かせているのは判りましたが、ちょっと自分には合わなかったかな。

あのポーズになるというのは面白かったです。

主人公の走り方がなんか笑える(笑)。
ふふひ

ふふひの感想・評価

2.6
悪人をこらしめようするが、どんどんエスカレートしていって最終的には自分がその悪いやつになっていたという話で、カメラを使った殺害方法とか被害者の死に方とか面白い要素はあったけど、映画の流れがダラダラしててあまり好きになれなかった。ロケットおっぱいと人工的なロバの鳴き声が印象的。
印象的なセリフや場面は多いものの、全然理解出来ない映画でした。
、、、これ、
事前にストーリー説明呼んでなかったら
「カメラに撮られると死んじゃう」
事すら分からなかったんじゃないかなぁ?
この映画の全編を理解出来た人がいるなら一回横で説明してもらいながら見てみたいもんです。

あと異常に画質が悪い気がします。
とはいえ、クソみたいな最近の映画よりよっぽど良いですけどね。
設定が最高なだけにもったいない、という感想です。
僕だってへっぽこホラーやアイドルスプラッタばかり観てるワケやないんやで!
ロッセリーニですわ!
ヌーヴェルヴァーグといえばのロベルト・ロッセリーニ!



ってロッセリーニ映画ってめさめさへっぽこやんけ!

カメラを使って人を殺す術を知った真面目で正義感の強いカメラ技師
町の為に勧善懲悪
悪人殺しに精をだす話

くぅ〜!巨匠の作品やからって誉めちぎったりしないよ…あ〜!つまんなかった!
まぁ、簡単に言ったらデスノート的な話なんですがね
ミステリー要素は皆無でしておっさんがあたふたしながら自分の価値観で人を殺していく様を見るコメディなのかな?

面白さを見出せるとしたら誰にも気付かれずに簡単に人を殺せるという圧倒的な力を得たカメラ技師のおっさんの価値観が次第に歪んでいくところであろうが振り切りが足りず中途半端に終わってしまったのが残念

最初に殺されたおっさんの死に方のシュールさと
聖アンドレア?なるおじいちゃんの真の姿が可愛らしいところが救いか
ウシ

ウシの感想・評価

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確認でロバを殺すってのと、街中の男がアメリカから来た女の子に引き寄せられていくのがウケる

新しいアイデア思いつくかなと思って観たけど特にありませんでした!
hicp

hicpの感想・評価

2.7
設定が面白い!町の写真屋のおじいさんが世にはびこる“悪”を成敗する話。そんな方法で殺人を行えてしまうのか…!殺人なんだけど死に方?がちょっとコミカル。重たい感じの映画ではない。
写真屋のおじいさんの顔が怖くてもっと恐ろしい内容かと思いきや違った!
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