誰もが仮面を被ってるんですよ。
安部公房の同名小説を映画化。
顔を事故で負傷した男が、新しい顔に出会い生まれ変わる。
監督はATG初の日本映画を産み出した勅使河原宏。
表面的な顔という箇所。
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砂の女の後に作られた安部公房の作品ということで見たけど、物凄く豪華な出演者達。顔が事故でケロイドになってしまった男性が精巧なマスクで、嫌われてる嫁を誘惑する話かと思ってたら、奥が深かった。仮面をつけ…
>>続きを読む実存主義の気配に満ちている。
「顔がない人間は自由になれるのは、闇が世界を支配した時だけだ」
「僕は世界中から光を消し去ってしまいたい、なお、全人類の目を掘り出してやるか」
サルトルのある名言は「地…
1966年の作品!!
WOWOWにて鑑賞。
往年のスターが沢山出てる。
多少の古さは感じるものの斬新さの方が上回っている。
映画の中に舞台劇のようなものを織り込んでいるような‥。
濡れ場のシーンにも…
顔に大怪我を負った男が、特製のマスクで他人になりすまし自身の妻を「他人」として口説こうとする話の合間合間に、これまた顔に大怪我を負った女性の話が挿入される、という構成の映画。
話自体は「かお」やそ…
物凄いネガティヴで皮肉的な主人公、なのだがマスクをつけたらアクティブポジティブに。
のはずなのだが本質は変わらなかったようだ。
最後の頃には自分がなんなのか誰なのか感情がゴチャゴチャになる。
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