このレビューはネタバレを含みます
レア・セドゥの危うい脆さが美しい。
母を喪ったプリューデンス。ひとり、広い家に。父は相続の手続きでカナダへ、母を喪った悲しみをあらわす姉は家に帰らない。
自らを危険な夜に晒してバイクにまたがる…
母を亡くしたばかりの少女はもうすぐ17歳
きっと、本気の恋じゃない
男の子のバイクの後ろに乗りながら
どんな事を想ったのだろう
最後に彼女が見上げる空に
何が見えたのだろう
レアセドゥの存在感が際立…
終始表情で語るレアセドゥの金髪と淡麗な顔立ちが、彼女の服と夜の闇と対比されて、とても映えている。綺麗。
重なる辛い現実の中で、本当の心の中を描いた空想?のシーンから、現実を受け入れようとしているよ…