自分にとっての初ゴダール劇場体験だったのがこの映画。哲学的台詞のシャワーを浴びる美の映像詩が、ただただ感性を擽りました!
第一部がモノクロ、第二部がカラーという構成だが、カラーでの映像が心に染み込…
「記憶や普遍性のない地にレジスタンスは存在しない」
これは愛についての映画であり、記憶についての映画だ
記憶とは我々の現在の写し鏡であり愛とはすなわち記憶とのあり方だ
「人生を前向きに生きようとす…
ブレッソンのスリと、マトリックスのポスターが並ぶカットが反復されたが最後に伏線を回収してた
悶々と彷徨う知識階級はいつもながら、テンポもいいし鮮烈な画も多い。アワーミュージックの運河のシーン、これの…
ゴダールの21世紀最初の長編は意外にも、老いよりも反骨精神が印象に残る作品だった。基本的には80年代・90年代のゴダール作品と同様、筋の読み取りづらさを映像美で帳消しにされるような鑑賞心地なんだけど…
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