締めくくりのセリフ:私が来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。
私は敵対させるために来たからである。人をその父に、娘を母に、嫁を姑に。こう…
こういった宗教に対するアンチテーゼを扱った作品は過剰に深刻になったり、必死で攻撃的になるイメージだけど、どこまでいっても素っ頓狂な語り口が何かを変えようとか説き伏せてやろうという焦燥感がまるで感じら…
>>続きを読む映画の解説より、「私は神を信じない。神のおかげで」とブニュエルが言った言葉にすべてが詰まっている。
顔のアップのシーンになると、ぐーっと期待値があがってしまう魔法。
真夜中の森の中のヤギ?の声と、聖…
最後にイエスがその悪意?を語ったときに、それまでのシュールな教理問答コントに俄然影が差したような気がした。
汝は我が民ならず、慈悲はもうない、というフレーズの真意は掴みかねるも、個人的には宗教的なゴ…
難しかった、知識のなさで楽しめなかったのはわかるので、申し訳ない感がある。
神について?大層なことを話してる人がみんな巡礼者に冷たいとか、無垢な少女たちの「呪いあれ!」とか、おもしろさがわかりやすい…
86点
ピエール(髭ジジイ)とジャン(若者)の物乞いコンビによるパリ郊外からスペインの聖地サンチャゴ・デ・コンポステラへの巡礼の旅。
冒頭でいきなり、2人は謎の紳士に出くわし、小金を持っていたピ…
パリからサンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼途上の2人に合わせて映し出されるキリスト教的寓話の数々で思い切りキリスト教を揶揄するお話。宗派的神学論争には浅学なため付いて行けず…。
冒頭のマントの…
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