超楽しかった。犯罪すれすれなことして日銭を稼いでるのに「お金を盗んでいる」というよりかは「お金を頂いている」というマインドで稼いでいるのが面白すぎる。劇中、お金を受け取るたび「いやいやこんなの頂けな…
>>続きを読む詐欺師たちがひたすら小さな騙しを働いていくエピソードの羅列を、役者のアンサンブルとテンポの良い会話の応酬で飽きさせずに見せきる増村の胆力に脱帽する。さながらジョニートー「スリ」のような愛おしさをもっ…
>>続きを読む会話劇ではあるのだがそれ以上に画面の情報量の多さ、さらには人物や道具の出し入れによって面白さが倍増している。特に、曽我廼家明蝶が眼帯をして登場する場面の可笑しさと来たら堪らない。
また、映画において…
・1カット目:大阪駅の看板
・2カット目:その看板の質素な裏面を撮りつつ、上空へカメラを振りながらタイトルバック
この冒頭2カットで作品のタイトルを印象付けてて偉い。
話はオムニバスで大きなオチは…
このレビューはネタバレを含みます
いちいち騙し方が丁寧で凝っていて、よくやるなと思いながらちょっと羨ましい自分がいた、
なによりも伊藤雄之介のペテン師具合には敵わない、、一回くらい騙されていい気もしちゃう
社長船越と闇屋船越が好き…
不勉強ながら曽我廼家明蝶、
という存在を存じておりませんでした
とにもかくにもこんな芸達者な面々がいた昭和30年代あたりの撮影所てやっぱりとんでもない、大映映画の根っから明るい感じが今の時代には絶対…
船越英二・曽我廼家明蝶・伊藤雄之助・丸井太郎の4人組は日々、人を騙して日銭を稼いでいた。
競馬場や骨董屋等々、様々なシーンでの詐欺の手法をコメディチックに映し出している。
終始、やっていることは…