噂の女に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『噂の女』に投稿された感想・評価

YouTubeで1941年製作のつもりで観たので余りの映画の出来に驚愕したが1954年だった。しかし田中絹代の演技は最骨頂だ!公家の久我美子はヘップバーンそのまま。進藤英太郎の台詞が素晴らしい!19…

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新旧対決、娘と母、覗き見ショット
先生の距離の詰め方?なんか気持ち悪い、恋人を失いあれほどショックを受けていた娘が急に先生と恋仲になるのは確かに納得がいかない。
被写体がフレームアウトしたあとに数秒…

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3.7

ワイドで奥行きがある構図の情報量と美しさ。ウェスの先達。
初子が医者と雪子の話を物陰から聞き耳立てる姿、前景に物を据えて後景をおく。そこからの音楽、能を見てひとり食う初子、荒れる三角関係のテンポ感が…

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トモ
3.5

遊郭、能の舞台。セットの美しさが際立つ。朝飯を食うシーンでカメラが移動した時になんか感動してしまった。
洋服に身を包んだ雪子。家業を嫌い、医者と東京に行こうとする直前まで「そのお金はどんなお金か分か…

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なお
3.9

最初と最後のカット
男が入って行って女が出てくると
主婦みたいな人とすれ違うのもやばい
抜け出せなさがすごい
死んじゃった人の妹がいい味、というかあの人が出てきてからやっと主題が明確になるような印象…

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4.0

狂言の舞台下手で嫗の面を被った演者が老いた身の恋を語り、上手の太郎冠者と次郎冠者が笑いものにする。それを見て屈託なく笑う久我美子のl隣で母の田中絹代が苦しげな表情を浮かべ、ついにロビーに退出する。そ…

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aco
3.5

京都の色街を舞台に、遊郭の女将の初子とその娘の雪子の間の葛藤や、そこに働く太夫たちの生き様を描く。

乱痴気騒ぎが常態であり、身体を壊したり死んだりすることもある厳しい芸者の世界で、その現実を受け入…

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あぁ
3.8
娘が母の恋敵になってしまうというのが面白かったです。

あまり溝口を見たぞという感じはしなかった。
3.7

若干溝口っぽくない気がしなくもない。とはいえ人物の向きとポジショニングは洗練されている。特にラストは、女が死んだ同僚の妹に笑顔で話しかけたところから着物を直してもらうために体の向きを反転させて、また…

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4.0

女たちが懸命に生きているのに比べ、男どもがみんなスケベでだらしなく身勝手なのが情けない。時代が変わり世代が移りゆくともそれは変わらぬ条理なのかと思わせるラストへの持って行き方が凄い。完璧なシナリオ、…

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