製菓3社の熾烈なキャラメル宣伝合戦を通して、現代資本主義の非人間性やグロデスクさを鋭く皮肉っている。テンポもいいしコメディ要素もあって面白い。
虫歯だらけの貧乏女子からアイドルに変貌していく京子や…
意識的にチョイスしているわけではないのだが、昨年末から増村保造ばかり観ている。これはその中でも特に面白かった。こういう娯楽性と批評性を併せ持った作品は大好きです。あの雑誌の表紙の顔 笑
最近政治関…
おぞましい現代の笑顔
かくもグロテスクな笑顔があるだろうか。接客の仕事で叩きこまれる笑顔は客の緊張感を解くためであり、つけ込むためではない。いつから後者の意味で私たちは生きていたのだろう。
少な…
「寝てる間も働いてなきゃ食いっぱぐれるのさ、日本って国は」
愛だの夢だの言ったって、金が絡むとまともでいられなくなる。っていうかまともってなんだ。生きるってなんだ。騙し騙され搾取し合う。でもそれは…
熱気と活気に溢れてる。
キャラメルの売上をかけた経済バトルこんなにも熱があり白熱してるとは。。日本という国にいる限り俺の下で働くという部長。血を吐く。ほんとに経済社会だね。
色使いもすごいし、宇宙…
止まれば食われる潰される資本社会の日本でキャラメル売る映画
めっちゃ痛烈に資本社会を批判している。人々は情や義理を忘れ、ただお金だけを追い求める。そこには人間らしさは存在しない。そんな社会に葛藤す…
とにかく台詞の量とスピードが凄い!なかなか点かないライターの音と工場機械の音がオーバーラップされる場面に象徴されるように、高度経済成長に向かって過当な広告競争に巻き込まれていく人々の様子を乾いたコメ…
>>続きを読むすごいすごい面白い
まあ笑って、血吐かずにがんばるしかないでしょうや
っていう増村の解
なってるようななってないような。
本当は笑って血を吐かずに頑張りたくないんだけど
野添ひとみが前近代的価値…