開高健原作の映画化。
キャラメルを売る企業の熾烈な闘いを描く。ワールド製菓の宣伝部は激務で他社との競争の為に日々血を吐く程に苦しむ。
宣伝キャラクターに起用された島京子という少し軽薄で虫歯のある女性…
開高健の初期作品。
増村保造の都会的要素がしっかりと現れ売上最優先の資本主義到来が卑しくも表現。
途中、歌声喫茶に寄った際のコンプレックスにも似た見下すようなセリフ。
しかし4年後(1962…
キャラメル販売合戦を通して描かれる日本社会。
広告に踊らされ、企業に食い物にされても何も気づかない日本人たち。
盛り過ぎたぐらいに盛った毒がかなり効いている。
問題は何一つ変わっていない。60…
当時の時代背景がわかり違う意味で勉強になった作品である。
ナンダロウナ? このほんわかした感じ。今は便利な世の中かもしれないけど、あの頃の方が家族、会社、友人の人間関係に乾いた感じがなく温かみが感じ…
身体のことはまるで考えず、とにかく売れること、他社よりも少しでも多く売ることだけを考える人間が正しいとしていた時代に翻弄され、罵倒され、消耗されていく人間の様を見せつけられ、時代が変わり良かったと思…
>>続きを読むなんかタイトルからエロい話を想像してたんだけど全然違った。
昭和から続くこの資本主義縦社会ってなんなんですかね。おじさんの権力ってなんなんですかね。いや、新しい会社でもあるけど。
なんか喧嘩が強いか…