阿賀野川とともに生きる人々の営みが、淡々と映し出される。
畑仕事をするその手捌きや、船大工のするどい視線。他愛のない夫婦の言い合いや、農作業の合間に昼寝をする女性たち。これは、自然の中を生きる人間の…
ここまで生活に入り込める監督すげえ。自然と入り込んでるっていう観点からいうとほんとホームビデオレベル。すごい。
ドキュメンタリーって社会問題の訴え方が恐怖とか悲しみとかマイナス感情を刺激する手段に…
私も中盤一瞬寝た気がするし、鑑賞後まずパッと思い起こされたのが、お爺ちゃんに鍋に直箸突っ込むなと怒るお婆ちゃんや、酔っ払ってお婆ちゃんに「(お前の)首絞めたら俺も死ぬ」(曖昧)と言って畳にいた虫を叩…
>>続きを読む船大工の、舟を見送る表情が一番印象に残った。カメラを向けられた人間はカメラを意識してしまう。だから、純粋なその人そのものをカメラによって捉えることは、素人目ながら難しそうに思える。しかし、上記の船大…
>>続きを読む流れるような構成が魅力的といえば魅力的。ただ、意識しすぎて話の展開スピードの強弱によって可能になる表現が逆に失われてしまっているのは残念。
このドキュメンタリーが一番力を入れているのは船大工の視線を…
©1992 阿賀に生きる製作委員会