恥ずかしながら初見だったけど、川沿いで営まれてきた文化そのものを切り取った凄まじいドキュメントだった…被写体との信頼関係みたいなものも含めて最高だ。ド傑作。
1990年の阿賀の暮らしに、新潟水俣病…
ついに見れた...!水俣病がテーマではなく、あくまでも阿賀の人々の生活。
冒頭、遠藤さん宅でお茶を入れてもらうシーンが印象的だったが、あれは最後の最後の撮影だったらしい。左から出てくる手は佐藤さん…
タイトルは聞いたことがあったが、自分とは関係ないと思っていた。
渋谷の文化村ル・シネマ宮下で佐藤真監督の特集があり、昔の日本のドキュメンタリーだから見ておこう、と思った。
新潟に水俣病があったとは…
長谷川さん夫婦宅を横に流れる大きな川と共に捉えた俯瞰のショット、窓から射し込む光、画面奥から耕運機がやってくるショット、森の木々の緑、船大工の遠藤さんのクローズアップなど、映画を構成するあらゆるショ…
>>続きを読む良い釣り映画なのだが、魚がかかった瞬間を撮らないのはいかがなものかと。
船作りのくだりはずっとジーンっときてた。老化を理由に距離を置いてた仕事に復帰するくだりは思わず泣いちゃうわぁ
村の人が裁判所…
佐藤真『阿賀に生きる』 で1番好きなのは、風吹きすさぶ河原の場面。
元渡し守のお爺さんが河原で空を見上げ、幾つもの名で風を呼び分け始める。景色がぐんぐん輪郭を深めていく。
山里の暮らしや民家の宴…
©1992 阿賀に生きる製作委員会