このレビューはネタバレを含みます
遠藤さんの目が澄んでいた、手指は逞しいのにどこかさびしい佇まいで。村を私たちの歩んできた道とするのなら病の発症はほんの一部にも満たない。カメラに敵意を持たれるのがごく自然であると思っていたから、対に…
>>続きを読む初めて観たけど超弩級の傑作ドキュメンタリーだった。熊本の水俣病には石牟礼道子やユージーン・スミスがいる、だが新潟には何もない!というある種の危機意識もこの映画の発端にはあったというが、前傾化している…
>>続きを読む出てくる人たち一人一人が魅力的で、めちゃくちゃよかった。
じいちゃんばあちゃんたちの生きた証。
忘れてしまうのが惜しくて、パンフレット即買いした。
また上映の機会があれば、何度でも観たい。
ペヤン…
佐藤真さんと小林茂さんのやさしいもの言いに裏打ちされた強い映像に打ちのめされる。
何度でも繰り返し見たいとっておきのドキュメンタリー。
その地に根付いて生きることで、結局は国家と対峙せざるを得ない…
阿賀の老婆が、家族団欒の居間でひとりだけペヤングソース焼きそばを食べている。フィクションの設定ならば、これはあまりに強すぎるシンボルで、ナラティブの秩序を掻き乱してしまう。しかしわたしたちが生きる現…
>>続きを読む©1992 阿賀に生きる製作委員会