1922年公開。ベスト博物学映画。
「まだ、銃を使わないイヌイットの暮らし」を再現したドキュメンタリー風。
南極点への到達が1911年だし、このフィルムの撮影自体も、まだまだ探検、冒険そのものだ…
ロバート・J・フラハティがケベック州北部のイヌイットに密着し、彼らの信頼を得た上でその営みを記録した映画だが、実在のイヌイットに役名を与えたり、白人の「そう在れかし」に基づく演出なども挟まれている。…
>>続きを読むカナダ北部に住むイヌイット一家のドキュメンタリー。
のはずだけど調べたところけっこうヤラセらしい。
それ以前に、ドキュメンタリーにしては見世物っぽさが拭えていないのが気になった。
珍しいものを見てや…
生活と芸術が重なり合い、その境界線が曖昧になりながらもナチュラルに行ったり来たりするのは、彼らが生きていく上で"つくること"が必ず発生するからだと知らしめる。
狩りのため子どもに弓矢を教える場面では…
記録
【虚と実】
フィルム/18コマ/78min/サウンド版
ウーン、確かに素晴らしいが俺にはエキゾチシズムに支配された見世物精神が垣間見えてあまり乗れなかったところもある。ドキュメンタリー映…