グルジア出身の不遇な画家ピロスマニの半生が描かれていく。この映画の映像自体が絵画のようで、動きも台詞も少なく、見事にピロスマニの孤独を表している。映像の横移動の多さや、途中で唐突に挟まるピロスマニの…
>>続きを読む孤高の画家、ピロスマニの半生を描く。
どこか斜に構え、世を拗ねたように生きる彼に対し、この映画をわざわざ選んで観る視聴者は、少なからずフィルムの中に自分を見出すと思う。
お話としては特段面白くはな…
なんて美しい映画…。
ピロスマニがこれまで描いてきた作品と、まさにそれが目の前に広がる映像の再現度が素晴らしい。
ジョージアの美しい風景や、伝統的な祭りや儀式と音楽、そしてちょっと不思議な感…
『私の絵はジョージアには必要ない
なぜならピロスマニがいるからだ』
ーパブロ・ピカソー
ピカソが絶賛したジョージアを代表する画家、ニコ・ピロスマニ…彼の半生を描いた作品です…。
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