昔見ました。
復員してきた伊藤雄之助さんが、戦後の日本に馴染めず、子供達も父に馴染めない。
多くの家庭がそうだったのではないでしょうか。
少年の気持ち、「大人は分かってくれない」
お互いに、ギクシャ…
崩れていく家族を支える隣のおばさん、逃げ場所として機能している絶対的な地に田中絹代。三人の家族(物語)とたった一人で対峙もしくは包容できる存在。天界におけるゼウス。この役柄に誰を配置するかで「映画」…
>>続きを読む『雲がちぎれる時』の繊細な演出が素晴らしく、ずっと気になってた五所作品をひさびさに。家父長制が根強く残るこの時代の伊藤雄之助の行動には今となっては厳しいものがあるが素晴らしい子供映画の傑作だった。中…
>>続きを読む戦後の日本にあったある家族の風景を描いた秀作。戦争や戦後を知らない世代には「昔はこんなことがあったんだねぇ」と感じると思うが、そらを経験した世代にとっては自分のこととして身につまされれ涙したのではな…
>>続きを読む色のついたインクが上から流れてきて場面が転換する演出が印象的。色が重要な作品だと思うが、いま観ている色は公開当時と同じなのかなあと思ってしまった(神保町シアターでのフィルム上映だったが)。母親役の淡…
>>続きを読む涙腺決壊。二十日ネズミや亀、カラスなどゴショヘー映画の愛くるしい動物たちも大活躍、クレヨン入りのオルゴールや牛肉スープの移動販売車や2千円もする凧など変てこなモチーフはやはり健在、「心の通った家族」…
>>続きを読む松竹株式会社