答えが出せずに会議が長引いていく様子や、事実(この映画で言うと敗戦という事実)を認められない内閣の人間たち、今もどこかで観る光景だなと思っていた。
様々な思惑が飛び交う24時間を描き切る。
あっとい…
戦下を生きた人が作る戦争映画だけあって迫力がすごい。
真夏で汗だくの中緊迫した会議が展開していくのは、『十二人の怒れる男』を彷彿とさせる。夏と会議モノは相性がいいのかも。
天皇の顔とかを曖昧に…
緊迫感と緻密さみなぎる作品だった。
強烈に入ってくるのは、汗をダラダラ流す人の代謝、激動する人と時間を感知していないように鳴く虫や鳥、戦時下の死の捉え方だった。
靴や時計の音、静まり返った会議室…
始まりからタイトルが現れる流れが完璧。
この一夜を見るだけでも当時の日本の中枢が軍に支配され、理性的な判断ができていなかった事が分かる。
そんな中で幾千万の日本人の命が失われた戦争を終わらせるのが一…
終戦記念日の8月15日に観た。
日本がいかにポツダム宣言を、終戦を受け入れ難く、8月15日正午の玉音放送がされるまで何が有ったのかが描かれる。
最後まで抵抗する陸軍が意外で有った事と、そこまでするほ…
新しい方見たかったけど、ネトフリにこっちがあったので鑑賞。
日本人なのに何も知らなかったし、色々とショックだった。
原爆落ちてるのにとか、終戦決まってるのに出撃していたり、悲しすぎる。
戦争のことち…
敗戦、降伏というものが当時どれだけのことだったのか現代を生きてる私には正確には理解できない…畑中たちが動いた理由も理解したいが、私には拒絶反応がすごかった
戦争に絶対に勝つのだと先に散ったものたちに…