自己中心的な現代における貞操と幸福の概念への考察。この作品を撮ったヴァルダは本当に凄い。1965年。当時は斬新だったに違いない。今見ても斬新。自己満足と自己陶酔に浸り切った主人公。どこまでも非道徳的…
>>続きを読む何気なく強烈な皮肉を突きつけてくる。冬の旅もそうだけど、アニエス・ヴァルダのスタイルなんだろうか。昼下がりの森の風景とモーツァルトの絶妙な組み合わせが美しくて、その対比で汚れた現実が一層際立ってくる…
>>続きを読む起きてる状況に対して何を映すかとか、どこに注目するかで情景が見たまんま平和じゃなく見える事を全部把握してるから逃げ場がない。カフェで話してる時通行人にフォーカスしたりエミリの住居で切り返しのショット…
>>続きを読む社交ダンスの一団と森の木々、都会と田舎の風景が分かりやすく対照的に描かれていた。展開を想像させる示唆に富んだビジュアルが良い。
不倫に意外と迷いのない点は面白いが、それゆえにドラマに緊張感が無い。
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