NHK BSの『プレミアムシネマ』で鑑賞。
反戦と反核のメッセージが込められた、シリーズ第1作にして日本の怪獣映画の元祖。公開は1954年で、3月に発生した第五福竜丸事件に着想を得たらしい。
ゴ…
日本を代表するキャラクター『ゴジラ』の映画第1作。
70年前の映画とは思えないくらい完成度が高い。
モノクロということもあるが、今映画館の大スクリーンで観てもチャちく見えないのが凄い。
最後の山根博…
1954年人類にその姿を見せて以来、映画ファンを虜にしてきたゴジラ。
善悪を超越した存在を演じながら、現在もその影響力は絶大だ。
本作はさすがに時代のズレを感じるシーンも多々あるし(こんな状況で…
ゴジラという恐怖、それに翻弄される人々、テーマにもある戦争と原爆の生傷。
怪獣が暴れることの何が怖いって、人が踏まれたり、建物の下敷きになったり、火の海で焼き尽くされることが怖いのな。それらがしっ…
怪獣に翻弄される人間社会のドラマが、
思いのほかリアルに描写されていて、
当時としては驚くべき特撮技術と対等にせめぎ合い、
融合し、熱を発しているのを感じます。
高揚感を煽る音楽が素晴らしい。
神…
ゴジラ生誕70周年記念上映「ゴジラ・シアター」が全国のTOHOシネマズさんで実施中。
本日は日比谷の259席の巨大スクリーンでデジタルリマスター版『ゴジラ』(1954)を堪能。
すでに本作品を数…
1954年の作品なのに、未だに色褪せない作品。日本の特撮映画の金字塔です。
水爆の影響で怪獣が目覚めるという「原子怪獣現る」(1953年)を下敷きにしていますが、日本流に解釈されて最高の作品になって…
「日本の怪獣・特撮映画の原点がここにある。」
海底の洞窟に潜んでいたジュラ紀の怪獣「ゴジラ」が度重なる水爆実験で安住の地を追われ、東京に上陸、破壊の限りを尽くすと言うストーリー。
これが制作され…
【パシフィック・リムに通じる面白さ】
怪獣映画好きにとっては神にも等しい存在。それが本多猪四郎だ。映画監督のギレルモ・デル・トロが『パシフィック・リム』のエンドクレジットで「この映画をモンスターマ…
[破壊の願望]
私自身が、体調が悪い、というのもあってか、あまり乗れなかった。しかし、これが“ゴジラ”の原点。
戦後、すぐの制作で、やはりどうしようもない戦災の記憶が色濃く残り、戦災の傷跡…
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