面白かった。男のために金を工面する女という、溝口映画ではよく見るプロット。そのなかでも、白糸の主観が重視されているように思われる。彼女の視点を介した回想や、欣也と幸せに暮らす夢を見る描写、彼女が欣也…
>>続きを読む想い人を何年も真面目に支えようとするがあまり、ふいに過ちを犯してしまった女。
恩人かつ恋人でもある、自分のためにひたむきに尽くしてくれた女に対して
理性と情動の狭間で究極の選択を迫られる男。
結果的…
活動弁士入りは初めての鑑賞。
映像もよくないが、古い時代の日本が感じられる映画だった。正当防衛、裁判の除籍忌避など、色々と考えるところもあるが、悲恋の心中ものとして味わうべきものだろう。
ドラマって…
溝口健二監督作品初鑑賞です。こちらも松田春翠さんによる活弁入りを鑑賞しました。
一緒に過ごした時間はあまりにも短いのに、一緒に過ごした時間よりも離れていた時間のほうが長いのに、あんなにも強い愛が離…
マツダ映画社