愛の渇きに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『愛の渇き』に投稿された感想・評価

3.8

面白いなあ。ルリ子が増村作品の女のようで、日活の中ではかなり異色。アイドル女優の風格はもはや見る影もない。自分の欲望のままに行動するけれど、全部空回りして元の人生に回帰するというのが増村と違って現実…

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3.8

食卓を上空から映して、しばらく会話させてタイトルが遂に出て来る、という撮り方が印象に残る。悦子と三郎のやり取りの場面ではしばしばスローモーションの映像になり、面白い。美代の妊娠について話す場面で突然…

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えっちじゃないけどえっちなシーンがいっぱいでよかった
オープニングがえっちだった

未亡人の悦子は、亡き夫の実家に身を寄せ、裕福な義父の元で何不自由なく暮らしていた。しかし、彼女の心には常に「愛」への渇望と虚無感があり、その生活に満たされない想いを抱えている。
ある日、悦子は農場で…

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3.7

 浅丘ルリ子の攻めた演技が官能的だった。グッとスリムな石立鉄男が、因習にとらわれない即物的な青年として描かれていた。主人と使用人の垣根を超えて、愛と性欲を満たしたい悦子だが、老いた義父の悲しき玩具と…

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たく
3.7

資産家の家に住み着く後家が使用人の男に内なる肉欲を感じて身悶えする話で、三島由紀夫の原作小説を蔵原惟義監督が浅丘ルリ子主演で映画した1967年作品。浅岡ルリ子は「執炎」(1964年)で蔵原監督作に出…

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3.5

三島由紀夫原作の女の情念ドロドロの恋愛映画。

夫に先立たれた若き美しい未亡人は、義父の妾として生活していた。
未亡人は老齢の義父よりも、屋敷の使用人である若い男に惹かれていたが、使用人が下女を妊娠…

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石立鉄男は若い頃こんな顔してたんだという発見あり。大好きな中村伸郎も出ていて良かった。山内明もいい感じ。ストーリーはいかにも三島由紀夫原作といった感じ。ラストは何だかなぁ…。

2025/1/18
若かりし頃の浅丘ルリ子。
特徴的な頬の感じはなく、まるで別人のよう。でも色気と美しさは輝いている。
一方、これまた若き日の石立鉄男。この作品の中ではなんとも異様な雰囲気を出してい…

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3.3
浅丘ルリ子当時27歳。
化粧の仕方に違和感があるが、やはり大女優の貫禄と色気がある。

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