面白かった。
頭に血が昇りやすい男たちのディベート対決。
真夏の暑い密室で白熱する男の議論の様子を見ていると、画面越しにも男たちのモアっとした汗の匂いが伝わってきそうだった。
ワンシチュエーション…
「こんな簡単に人の命に関わることを決めていいのか?話し合いたい」
主人公はそれが動機となり、唯一他の陪審員とは違う立場をとる。
物の見え方は見る角度次第で如何様にも変わる。
被告人が犯人に違いない…
ようやく見れた
魅入ってしまう会話劇
一般的な法廷ドラマでは、
我々は「真実」を神の視点から知ることが出来るが、現実には有り得ない。
ある意味感覚麻痺。
そういう意味では限りなくリアルに近くて、…
ずっと気になっていた作品をついに観た。
何か大事件が発生するわけでもなく、ただひたすら大人12人が有罪か無罪かを議論するだけでここまでの緊迫感を出せるのはすごいと感じた。
50年代にできた作品なので…