古い映画を観ると、脚本と役者の魅力だけで、映画はこんなに面白くなれるのか、と驚くことがある。
12人の怒れる男。
古典にして、究極の名作。
陪審員に選ばれた、12人の男。殺人容疑がかかっているのは…
事件の映像は一切流れず、12人の男たちの会話のみによって概要が説明されていく。それなのにすごく物語に入り込めて、スッと理解できる。脚本と俳優の凄さを感じます。
最終的に被告人である少年が本当に罪を犯…
序盤は白黒故に登場人物の区別がつきにくくて「途中で脱落するかも……」と思いながら見ていたけど、凶器と全く同じナイフが出てきた瞬間から一気にのめり込んでいった。
たった1つの部屋を舞台に、脚本、演技、…