このレビューはネタバレを含みます
1957年の作品で、DNA鑑定などがない時代背景の中で、目撃証言の正確性がいかに脆いものであるかを考えさせられました。陪審員たちが証拠の真偽を議論し尽くす姿には深く感心します。特に、人間の感情の揺れ…
>>続きを読む短いし、気持ちいいし、おもしろい。
人間心理学とか、学術的な根拠に基づいて反論するんじゃなくて、疑わしきは罰せずという考えの下に素人が素人を説得していくのがいいね。
結局、真実というか事実はわか…
名前をうっすら知っていただけの名作。陪審員制度になじみがなくとも理解できる。描いたのが民主主義の希望なのか恐ろしさなのか。正義をもたらす存在に見える主人公が見終わった後に恐ろしい扇動者にも思われてく…
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場面はずっと一つの部屋。
基本の登場人物も12人で固定。
ずっと同じなのに、物語の起承転結があって進んでいく感じが新鮮だった。
全員白人の男だったり、家父長制の押し付けみたいな、社会背景も感じられる…
昔の映画は苦手なんだけど、色々なところで話題に上がる映画ということで観てみた。
ワンシチュエーションで会話劇。ただ内容は基本陪審員が被告を弁護してあげる感じなので、それほど目新しいストーリーじゃな…
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少年が父親を刺し殺した罪で起訴された。有罪か無罪か、その最終判断は12人の陪審員に委ねられた。最初の投票では状況証拠などから12人中11人が有罪と判断。しかし、陪審員の判断は全会一致が原則だ。ただ1…
>>続きを読む退屈とは感じなかったしリメイクされるのも納得な内容。
(リメイク版は未鑑賞)
当時としては かなり面白かったんだろうなと。
物語・構成・演技力で視聴者を引き込むチカラがある。
だけど、豊富な作品が…
アマプラで配信時間残り160分のところで見始め。フォンダ姉弟の共演作を鑑賞したので、せっかくだから父ヘンリー・フォンダの作品も。
20数年ぶりに観ているのだが、やっぱりおじさんばかりの映画は面白い…