昭和の川越の風景がなんともいえない…。
かなりしんどい厭な話だけど、不思議と観れてしまう。観てしまう。
多分、名優たち(勿論、子役も含む)の演技がそうさせるのだろう。
厭な話だけど、「すごいもん…
画面から漂う昭和の雰囲気がたまらない。
こういう物悲しさや残酷さは今では描けないんだろうな。
邪魔な子供を押し付ける、押し付けられて迷惑だから始末する、まるで物のやりとりのような。多少の罪悪感は感…
宗吉、なんてクズなんだ、、。高度経済成長の頃って愛人がなんやとかって珍しくなかったのかもしれないが。話を聞くとそもそも宗吉の出生が壮絶。負の連鎖を感じてしまった。お梅の気持ちは正直分かる。憎くてし…
とにかく救いようの無いストーリーに、後味も最悪な一本
発達未熟な子供達が、最後まで何を考えているのかわからない感じが物語を際立たせていたし、だからこそ最後に下したあの決断にも深みが出てくるという、映…
本日の巣ごもり鑑賞。
気丈でしっかり者の妻(梅・岩下志麻)の尻に敷かれながらも、その場しのぎ、口先だけで妾(菊代・小川真由美)を囲い3人の子供まで産ませる気弱な男(宗吉・緒形拳)。
この3人の大…
松竹株式会社