1978年製作公開。原作松本清張。脚色井手雅人。監督野村芳太郎。
小川真由美が生んだ緒形拳の三人のこども。緒形拳に囲われて小さなアパートで暮らしているが、ここのところ緒形拳からの手当てが覚束なくな…
終始、胸が掻きむしられる思いだった。
何の罪もない子どもたちが大人たちの都合で悲惨な状況に置かれていくさまを芥川也寸志の旋律がなぐさめるように哀しく響く。
これからあの可哀想なよっこ(「よっこはおと…
一度小学生の頃に鑑賞したことがあって、当時は岩下志麻さんが怖くて仕方がなかったのですが、アラフォーになった今鑑賞すると、緒形拳さんが諸悪の根源であまりにもクズすぎて、岩下志麻さんに同情する部分が多か…
>>続きを読むこっわ!
まさに鬼畜生の所業!
岩下志麻さんの暗闇にギラリと光る眼は一生忘れられない。
こんなに嫌な映画なのにサクサクと観られてしまう不思議。
芥川也寸志の音楽がやりすぎなくらいホラー。
川越や…
70年代の貧困層の口減らしの映画。虐待(撮影法が気になる)など刺激的な内容が多いが、効果的だし現実的な作品にしている。ミステリーとしての音の使い方、クローズアップ等の撮影技法も優等生的で特筆するもの…
>>続きを読む松竹株式会社