高校時代に鑑賞
近代日本史の超有名人・北一輝を主人公に据えた作品。
血盟団や右翼青年将校らのバイブル、
『国家改造法案大綱』の作者である北一輝。
史実・作中両方で、北一輝は二・二六事件の首魁と…
何をどう面白いと思えばいいかわからなかったが、ショットは異常に格好いいのでそれだけでも観る価値はあるといえる。北一輝の本でも読んでから観たらまた違ったのかな、人物も物語もてんで見えてこないので逆に読…
>>続きを読むストーリーよりも、強めのコントラストで表現される鬼のような奥行きのある映像が楽しい。
ど頭の殺人犯の姉の取り調べで、机の上に置かれたコップが多くのシーンで姉の顔に被っているシーンも好き。
カメラ…
1973年製作公開。脚本別役実。監督吉田喜重。1981年にどこかで観た記録があるんだけどどんな展開だったのやらさっぱり。脚本別役実、と出ていたのでちゃんと観直そうと。劇場のパンフには、/二・二六事件…
>>続きを読む背景知らないとかなりわかりづらかった
ところどころアメリカンニューシネマのような、ハッとする、そういえば映画ってこういう美しい画あってこそだよな、という場面がある
むかしの日本家屋という盤の目を、俳…
ガラスのコップ、扇風機に顔を重ねて撮ったショットが素敵。そして真っ黒か真っ白な画面の余白。逮捕されるところのハイコントラストかっこいい。壁や地面など人間以外のものの極端な強調は煉獄エロイカと変わらず…
>>続きを読む脚本が別役実って知らなかった。剃刀の歯を首に沿わせるカットの危うさ、色っぽさが良い。「人々は厳粛に間違えている」。構図のかっこよさは言わずもがな、とはいえ辛気臭すぎる…延々とシリアス、重苦しい。一柳…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
日本近代批判三部作
❶「エロス+虐殺」
❷「煉獄エロイカ」
❸「戒厳令」
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製作:現代映画社
配給:ATG
3つの中で最もわかりやすかった。
時間軸が一直線だから。
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