戒厳令に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『戒厳令』に投稿された感想・評価

松竹ヌーヴェルヴァーグの旗手の1人として有名な吉田喜重監督だけど、なかなか監督作品が劇場で公開される機会がなく、劇場派の私としては、もしかしたらこれまで1本も観たことがなかったかも知れませんね。

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目
4.0
画面がかっこいい 空がひろい
キジバトの鳴き声あり 夏っていいなーと思った

前半からバキバキに思想語る北一輝、将校らがガチになると徐々に狼狽えたり自傷行為したり責任回避して卑近な存在としての描写が増えて二重性がすごいなと思うんだけど、モノクロのキマった構図に三國連太郎の異様…

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全ショット決まりに決まった構図と光
歴史に疎く、話の流れはあやふやながらも画面の強さに見せられる
カミソリ出てくるシーンが、一連の流れも相まってめちゃくちゃ怖い
画面の構図に目を見張る
モノクロなので光と影の使い方が上手い
凝り固まった思考や、偉い人の教えだと誘導する言動や行動、そして疑いもなく従う若者が怖い
あと人々の単調な物言いや映し方も怖い
いろんな意味でよう作ったな

三國蓮太郎さんの迫力がすごい

【所感】
本作は思想家「北一輝」が「二・二六事件」への関わりから死刑になるまでの顛末を描いた作品である。
ただ予備知識なしで観るとかなり厳しい作品であり、

・二・二六事件や北一輝の思想

・当時の…

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Newman
3.3

「先生がスパイじゃないと思っているからスパイじゃないんじゃない」という言葉に象徴されるような映画でした。北一輝先生(三國連太郎)の口から同様の言葉がたくさん。言葉遊びをしているようなというか言葉をひ…

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松竹ヌーヴェル・ヴァーグを代表する前衛芸術派・吉田喜重監督が二・二六事件の理論的指導者として処刑された北一輝にフォーカスした意欲作。
「エロス+虐殺」「煉獄エロイカ」に続く、『日本近代批判』3部作の…

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3.4

昨今のエンタメ作品とは真逆。
公開(1973年)当時、連合赤軍に象徴される左翼が目立っていた時代背景も影響しているのか、哲学の講義か禅問答でも聴いているような難解さ。

吉田喜重監督の陰と陽、アップ…

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