トリコロール/赤の愛の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『トリコロール/赤の愛』に投稿された感想・評価

クシシュトフキエシロフスキ監督によるトリコロール三部作の赤。盗聴される法学生と盗聴する元判事の老人、そして家出した彼の犬を届けた女性の交わる運命。人間不信の老人は法学生と自身の傷を重ね合わせていた。…

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トリコロール三部作: 赤 博愛

前の2作に比べると、人間関係の広がりが感じられた。ヴァランティーヌと判事との出会いも犬を介してだった。
完全な人間不信だった元判事とヴァランティーヌが少しずつ心を…

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MR
3.0
3部作完結

3作目で色々と繋がってきたました。
評価どうこうよりも、観られて良かったかな。

三部作ラストは博愛の「赤」だそうで、確かに車やファッション、インテリア、小物に至るまで赤だらけでビジュアル的には分かり易いんだけど、中身の博愛ってのが難しい。
モデルの女子大生と判事を退官した変態盗…

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4.2

「トリコロール三部作」の第三作。
赤=友愛・博愛(fraternité)

出来云々は置いといて、三部作のなかで一番好き。
まずテーマカラーを基調とした画作りが、三部作の中で抜きん出ている。主人公の…

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Saku
3.7

トリコロールの3作を一気に観たけど、同じ色を何度も効果的に使うなら、やっぱり赤が1番かっこいいなって。画が雑誌の1ページみたいで、おしゃれなシーンが多かった。博愛だから、温かい気持ちになれるお話で、…

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cuore
-

だいぶ前に見終わりました!そういや書いてなかった…
まさに三作品すべての大団円的な終わり方。
神話的な解釈もできるらしいけれど、とにかくどのお話も雰囲気が良かった。
おばあちゃん、瓶捨てられて良かっ…

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由
3.5

失われた信仰も、もしかしたら飼い犬の交通事故がきっかけで取り戻すことができるかもしれない。人生とは。

イレーヌ・ジャコブはなんというか誠実に生きる娘役が大変似合うな。純粋無垢とか、自由奔放とか、質…

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トリコロール3部作 赤『博愛』

「人間はもっと寛大なものよ」という性善説的な美しさに偽善を突き付け揺るがすシニカルさを持ちながら、博愛による救済を体現した作品

ラスト突然のカタストロフからの三部…

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