今もカリスマ的人気が絶えないキエシロフスキ監督の遺作。
同監督の「デカローグ」(1988)を観たので、内容が思い出せない本作を観直した。終盤のニュース映像のシーンだけ覚えていた。
覗き見が趣味の…
個人的には三部作の中では1番観やすかった気がしました。
ですが、なぜ犬を拾った?祟られると思ったから?のシーンでは自分はジョゼフ側の言うように祟りが怖いと思ってしまうから側なので心を抉られた。
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退官判事と女子大生
犬を轢いたことからの出会い
ふしぎに通じ合う
2.3週間したら戻る、子犬をわけて
ドーヴァー海峡で船の事故
みんないる、
法律家、大学生
過去に同じ場所でのトラウマある老人ジョ…
ラストのニュースを見て安堵とそれ以外の感情が混じる複雑な気持ちはよくわかる。
三部作はどれも難しい。
でも、三部作を見ていれば、ラストには驚かされる。
三部作を理解できなかった人でも、驚けるラストに…
トリコロール/赤の愛。三部作の最終章。自由、平等、博愛🇫🇷をもとに構成されていて、それぞれ映像に繋がりがあるところが良い。白の愛が好きって人が多いみたいだけど、この赤の愛が1番好きかも。梨のブランデ…
>>続きを読む映画としては白の愛の方が好きだけど、これはキェシロフスキの映画技巧が爆発してて圧倒された。
少し変わった群像劇のようなスタイルで、電話を通してシームレスに紡がれる私と他人の人生。それが最終的に交差し…
博愛かぁ。
元判事は「正しいことをしても人が救えるわけではない」という。
主人公はこれを否定する。「人はもっと寛大なもの。時に無力だとしても」
どちらも合っている気がする。
意見は違っても2人…
3部作ラスト。
エンディングを観ると、やっぱり3部作ならではの感動がありました。
もうこの瞬間だけでも3部作の価値がありますね。
そして、ちょっぴり寂しさを感じるんです。
もっともっと観ていたい…
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