当時、シアターイメージフォーラムで鑑賞した。観客はなぜか中高年のおばさんが多かった。
想田和弘監督のことは詳しく知らなかったのだが、自分がASD=自閉症スペクトラム+統合失調症を患っているのでこの…
まだまだ精神科や心療内科への壁がぶ厚かった00年代の映像。
そのときの診察を映像で撮影させてくれるなんて、とても貴重な記録でもあるし撮影させてくれた患者さんやご家族、山本先生にはとても感謝しきれませ…
多分私は昔から不安が強くて不安を無しに行動できている友人が羨ましくてしょうがなかった。そして自分もそんな風に行動してみたけど結局駄目で精神障害だと診断されたというのも一理あるなと思った。バンドサーク…
>>続きを読む「家にいるとしばらく会ってない父親に似た声で「出ていけ」と言われる」と話す太っていて眼鏡をかけた女性が淡々と凄まじいエピソードを語る辺りから引き込まれてった。自分の子供を虐待して殺してしまった事とか…
>>続きを読む素晴らしい映画でした。
菅野さん?は詩人。
皆それぞれに背負っているものがあって、
母として、子供として、なによりも生き物として。
健常者、障がい者というレッテルは確かに存在するが、誰も彼も皆欠陥を…
このレビューはネタバレを含みます
精神障害者が身を寄せ合える、精神科医院兼ショートステイ場の話。実話。
「ドキュメンタリー」ではなく「観察」と題しているのがよかった。
脚色や意図的な編集が無く、ありのままの日常だった。健常者が当た…
・すごい映画観たなあ...と思う反面、自分が知らない種類の日常生活が写っていただけなんだよな、とも思う。
・患者さんの語りがみんな赤裸々で驚く。
・特に自分の子供への虐待の話、強烈。
・こういう病院…
とんでもないドキュメンタリーだった。
息を吐くように虚言を吐く人々。妄想にとりつかれる人。友達全員自殺をして自らも精神を病み夜中に希死念慮が強くなったからといって高齢の母親に病院まで付き添ってもらう…
Laboratory X, Inc