オットーとアナの2人の視点が交互に、交差し、すれ違って行く。
その構成が面白かった。
ラストを許せるか許せないかは分かれると思うけど、自分はアリかなと。
細い演出(Ana/Ottoが部屋のシーン…
映画全体のトーンに暗さと明るさが両方あって、とても好ましい作品。物語の構造はキシェロフスキ作品のよう。映像の味わいはカラックス作品のよう。偶然は必然であり、それは遥か昔から繰り返されるもの。想いを同…
>>続きを読む捉えどころのない不思議な恋愛物語。孤独感に寄り添う寒々しい色や舞台がその一方で官能的で美しい。ひっそりと静かで影がある。運命ではなく偶然の連鎖に左右される人生の行方。時間的・地理的な隔たりを超える感…
>>続きを読むANAとOTTO。前後どちらから読んでも同じ綴りになる二人。みずみずしいクリアな映像にアナとオットーの目線から紡がれていくエピソードがとても美しかった。登場人物たちによる視点の切り替えは構成としては…
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