歌を交えての家族紹介でパネルが回転するとことか、隣組の歌アレンジとかが大好き。デブの旦那と妻のやり取りが微笑ましい。
轟夕起子の開けた口に向かって、赤ちゃんに語りかけるジョークとかも笑える。
戦場…
同時代の楽しいハリウッド映画をいまこの時にやってみたいなあ、って感じで撮ったんかな。藤田嗣治が戦争画でしかドラクロワみたいなことを試せなかった的なことかなあ。
結果、なんか可愛いミュージカルになって…
遂に観た。戦時中の映画なのにアメリカのミュージカルを真似たレビューシーンを導入するのには少し疑問が残るが、そのクオリティはめちゃ高い。冒頭の隣組の歌だったり、ラストの轟夕起子の踊りだったり所々テンシ…
>>続きを読む大日本帝国は素晴らしい国なので『1984』みたいに陰鬱な顔をした人は誰もいないし、「5分間憎悪」のような誹謗中傷も決してあり得なかった。
みんなこの映画の登場人物のように夫が戦地に送られても笑顔を絶…
ラピュタ阿佐ヶ谷の轟夕起子特集にて。戦時中(1943年)に作られた異色ミュージカル映画。何が「異色」なのかというと、その異様なまでの明るさとはしゃぎっぷり。完全なる国策戦意高揚映画で、娯楽を楽しんだ…
>>続きを読むバークレー的なレビューシーンが幾度か挿入されてて、それ自体は完成度が高いのですが、あまりにも唐突且つストーリーに関係ない場面で始まるのでなんだかなぁという印象が先立ちます。プロパガンダ映画なので特別…
>>続きを読む43年製作とあって検閲により多くのシーンをカットを余儀なくされたらしいが、それでも後の無責任シリーズを彷彿させるかのような陽性で洋風な演出。
ただ、ともすると度を超えて異様とも思えるはしゃぎっぷりに…