離婚して娘と実家に帰ってきたなおこ。母親が切り盛りするパーマ屋さんの手伝いをしながら日々を過ごしている。幼馴染のみっちゃんとともちゃんも男運は最悪で、夫に振り回されている。パーマネント野ばらで世間話…
>>続きを読む菅野美穂だからこそ成立したのだろうと思えるくらい、彼女にぴったりの映画。生きていくとは狂気とスレスレという主題をエンタメ的にしかしものすごく真面目に描いている。昔見た時は、高知の猟師町はこんな感じだ…
>>続きを読む2回目
私の居場所はあなたの居場所。生きていてほしいと願って、あなたを死なせない。全部が狂えば、それで幸せだから。
あなたの居場所は私の居場所。見えない。寂しい、なんでこんなに。繋がりを切って幸…
「ねぇ、わたし狂ってる?」あの瞬間の世界がくるっと反転する感覚にぞわぞわっとし、すべてを受け入れるほんとうの優しさに強烈な感動を覚える。
高知の漁村の美容室を舞台にだめんずに惹かれてしまう女たちの…
これこそ映画の力、と感じられる作品。
吉田大八監督の腕が鳴りまくっている。
奥寺佐渡子脚本もすばらしい。
この映画の中では唯一無二といえる存在感を放つ菅野美穂の透明感だからこそ成立している映画。…
このレビューはネタバレを含みます
何も説明しない中でわからないけど涙腺がおかしくなってしまって止まらなかった。
"私狂ってる?"
高知弁?の菅野美穂が美しくて涼しげで可愛くて。気づかないうちに幻想と現実が分からなくさせる映画の醍醐味…
新潮社 2010映画『パーマネント野ばら』