おかしな泥棒ディック&ジェーンの作品情報・感想・評価・動画配信

「おかしな泥棒ディック&ジェーン」に投稿された感想・評価

犬

犬の感想・評価

3.4


幸福な中産階級生活をしていた夫婦が、泥棒に転じて大活躍するロマンチックコメディ

オリジナル版

コミカル

めちゃくちゃな感じ
鼻で笑える

2人の感じが良かったです
ザン

ザンの感想・評価

3.1
なるほど、一昔前のコメディか。強盗に行ってスキンを買ってくるというちょっとした下ネタもそんな感じだ。
ランボーのテッドコッチェフ監督作。正直ランボーより全然狂ってる。クビを切られて金に困ったキチガイ夫婦がコンビニやらドラッグストアで銃持って強盗を始めるというロマンティックコメディ。ラストはクビを切った会社にギャフンと言わせてめでたしめでたし。じゃねーよ!
BulltaRock

BulltaRockの感想・評価

4.0
ジムキャリー主演
リメイク版ディック&ジェーン 復讐は最高
(05年)
のオリジナル版が
ジョージシーガル主演
おかしな泥棒 ディック&ジェーン(77年)

ジムキャリー主演によってコメディ要素が強調され、テンポも良いリメイク版に対して
ジョージシーガル主演のオリジナル版はちょうどいい。
この年代の作品が好きなのもあるが、泥棒する時の緊迫感もいい。
なにより、ジョージシーガルとジェーンフォンダの演技を観ていてとても微笑ましい。

最近ジャックポットを観たこともあり、この時期のジョージシーガルに好感を持てますです〜✳︎
エディ

エディの感想・評価

3.2
リストラされた夫が妻と泥棒稼業に勤しむようになるコメディだが、作成された時代環境のせいか笑うより考えさせられる要素の方が大きいと思う。
この映画は第一次オイルショックと第二次オイルショックの狭間に作成された映画だ。当時の米国は、戦後長期に亘る高成長が終焉し、世界の君主国の立場が危うくなった時代。失業率は急増し、親の世代より良い暮らしが出来なくなった初めての不幸な世代だ。
こんな時代に作成されたので、主人公は航空産業の重役のポジションを解雇され、路頭に迷うところから映画はスタートする。近所は依然として高成長の余韻を引きずる「古き良き時代のアメリカ人」という中で、生活レベルを落としたくないという見栄と、右肩上がりの給与を想定していたつけによる資金繰り難という現実が主人公であるディックとジェーンを襲う。
この映画のリメイク版が、ジムキャリーによって2005年に作成されているが、その作品と比べるとオリジナルであるこちらは、こんな時代背景を感じさせる特徴を持っている。
冒頭から直ぐにクビ、妻ジェーンがそれに対し直ぐに資金繰りなどの対応を取るが、リメイク版ではジェーンはぜいたく暮らしから抜けdすのに時間がかかる。
また、失業保険の申請や再就職活動のスタイルも全く異なっていて、世間体が重要だったのだろうと思ってしまう。室内は電気も点けず真っ暗だし、工事ストップしたプールが痛々しい姿で残っている。
それゆえか、強盗の練習風景や、進退きわまっての実際の強盗シーンは、オリジナルの方がはるかに迫力がある。まるで、強盗指南映画かと思うくらいだ。
そして、強盗家業が軌道に乗ったが、引退する前のはなむけでやるどでかい強盗の動機も全く異なる。リメイク版は、再就職できないで路頭に迷ったままの元従業員たち全てのためにするが、今作は資本家である経営者に対する個人的なリベンジという色彩が強い。

なので、このテーマで笑うのだったらリメイク版の方がはるかにお勧めできるが、コンピュータ-、半導体産業が勃興する前の崩れかかった盟主米国の悲哀を感じさせる70年代の雰囲気を味わうのならこちらの方が優れている。
この作品が素晴らしいのは、比較的シリアスに描いているのに、主人公を演じるジョージ・シーガルとジェーン・フォンダが明るいキャラなので、暗い気持ちにならずに観賞できることだ。コメディというほど面白くは無いけど、シリアスなネタの割には暗くならないので、十分明るく前向きな終わりかたの映画だと思う。