淡い光と一面の緑に、オレンジ色のひなげし、赤い服、赤いタライ。
緑の中にテーブルを置いて食事をしてるだけなのに物語を感じてしまう。
エリック・ロメールの色使いと、たわいない会話の応酬に、特にス…
①フランス人は誰でも踊れる
②フランス人は誰とでも喧嘩する
③フランス人は些細なことでも議論する
④フランス人でもしゃべらないことがある
ロメール平常運転の印象
フランス人が90分しゃべる。5分の…
田舎道の一本道を自転車(『勝手に逃げろ/人生』の一本坂道を疾走する自転車とは異なる)。車輪チューブのパンク箇所を特定するための赤いバケツ。やはりヴァカンスシーズンらしいのだが、夜は厚手の赤いカーディ…
>>続きを読む久しぶりのロメール。ロメールってこんな感じだっけ…?ナヨナヨした男(ときどき女)が出てきたり、ちょっとした勘違いが起こるイメージだった。でも出来事を嫌味なくさらっと描くのは過去に観た作品と似てるかも…
>>続きを読むユーモアに溢れてかなりいい。
パリ編が始まっていきなり不条理劇が始まるのも意外性があって面白い。
メソメソするマリーリヴィエールも見れるし、大自然の驚異ということで緑の光線との共通点もある。
青と緑…
いかにも都会娘のようなレネットと、いかにも田舎娘のようなミラベル。少女から女へと移りゆく端境期に出会った2人のささやかな友情の物語は、けれど、いつものエリック・ロメールらしく、描かれたものそれ自身に…
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