河内山宗俊に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『河内山宗俊』に投稿された感想・評価

asako

asakoの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

子供の時に観た高倉健と富司純子のヤクザもの。
義理と人情秤にかけりゃ義理が重たい男の世界。

残された女の人が可哀想でなんて理不尽な、、と、任侠ものは一切観ていなかった。

どうも私には男の美学が分…

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せいけ

せいけの感想・評価

4.3

ほとんどセリフは聞き取れなかったものの、最小限にして豊かな情報量のショットと役者の魅力により物語に運ばれていく感覚
ユーモアも聞き取れないのに伝わってくる
クライマックスの大立ち回りは見もの
明らか…

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『丹下左膳余話 百萬両の壺』のイメージが強い山中貞雄であるが実は本作のようなシリアスドラマの方がずっと多く、『丹下左膳』こそ彼の例外的な作品であると言ってよい。

原節子の理想的女性像がここで完成さ…

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猫脳髄

猫脳髄の感想・評価

3.6

デヴュー間もない原節子がヒロイン役を演じた化政期の江戸を舞台にした時代劇。当時のアンチ・ヒーロー、河内山宗「春」をモデルにした任侠・宗俊を河原崎長十郎、敵役から友人に転ずる浪人を中村翫右衛門、そして…

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か

かの感想・評価

3.8
昔の日本映画あるあるセリフが何言ってるかわからない。この映画も残念ながらそのうちの一つだった。けどどのシーンも構図が秀逸でそれだけでも見る価値がある。

お話は面白いけど冷静に考えると理不尽なお話で宗俊の愛人のお静さんとかすごく可哀想なんだけど、主人公二人のこういう行動様式が「粋」なものとして当時の日本人の美意識に合うというか琴線に触れるんだろうなあ…

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甘酒売りの少女・お浪の弟である広太郎は姉の心配をよそに無頼に憧れ日々賭博に明け暮れていた。ある日、広太郎は侍から小柄を盗み質に流し宗俊の情婦であるお静の賭場を訪れる。お浪は心配し探しに来るが広太郎は…

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場面転換お見事。
ここでも山中の省略の美学が顕著に見られる。
あー

あーの感想・評価

4.5

4Kリマスター版で鑑賞
日々の安らぎをくれていた娘のピンチを救う為に奔走する2人のならず者に惚れる
なんだあの終わり方!良すぎ!
原節子が雪をバックに扉にもたれかかって泣くシーンの美しさが忘れがたい…

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このレビューはネタバレを含みます

・最後の水路のために、厳密に設計された点
・ラストカットには消失点
・縦の構図への転換

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