小津安二郎監督作観る
大学教授小宮宅に大阪から姪
節子が遊びに来る。妻は友達
とのお喋りに夢中で旦那放置
節子と小宮は意気投合するが
脚本 伏見晃/小津安二郎
久しぶり観る。
桑野通子演じる姪…
謎の色気を感じるラストシーンとそんなところにあるわけない変な甲冑がすごく頭に残る。
改めて見返すとガールズトークから、最初のうなぎのくだり→子供のはなし→うなぎの話→色気なラストシーンとなっていて…
このレビューはネタバレを含みます
妻に尻に敷かれている夫が、モガの姪に触発されるってだけの話。
他愛もない会話の節々から溢れ出る、登場人物、役者の愛嬌にやられる。ネチネチ人が詰められているシーンでも素の良さを隠す事が出来ていない。
…
久々に小津を見ました。
これまで見てきた作品とはだいぶテイストが違う印象。
まず奥様方の軽妙な掛け合いで始まる感じが新鮮だし、
なんといっても今作は節子のキャラ。
なかなかに緊張感のある叔母と姪…
戦前の小津安二郎の作品を初鑑賞。
最後の終わりなんだかんだ好き同士でこっちまで、ニコニコしてしまった。
ルビッチのように軽やかでユーモアのある映画を作っていたことにびっくり。
姪が読んでた雑誌にマ…
お金持ちマダム3人組の会話が強烈に印象に残る作品。上品ながらも俗っぽい掛け合いと、絶妙なテンポ感は何回見ても面白い。
小津にとってのトーキー2作目でこの会話劇をできるのは喜劇作家としての小津の才能を…
男女の他愛のない誤解やだまし合いや仲直りなど人間臭く俗っぽい話が描かれる。
夫婦間の対立、若い娘の反抗、それらを上回るほどの愛と信頼関係、小津の描く家族の形は温かい。
そんな彼らの姿が微笑ましくて見…
教授がしきりに顕微鏡を覗いていると、千駄木の中西氏から催促の電話が入る。これがどうやら、氏が精子の元気の具合を問うもので、教授は顕微鏡目視検査の上で「ダメだ」と、「君に子は出来んよ」とにべもない。…
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