『怒りの街』(1950)丹羽文雄の原作を西亀元貞と成瀬巳喜男が脚色。当時35歳で大学生に見えず味わい深い宇野重吉と男前な原保美主演による学生ピカレスク。当時、世間を賑わした「光クラブ事件」が背景にあ…
>>続きを読む光クラブ事件に憧れを持つ大学生たちの、悪徳とためらいを描いた作品。自身の美貌を利用し、女性を踏み台にしてのし上がりたい原保美と、途中までは共犯関係だったのに、純朴な少女に見抜かれて正義に目覚める宇野…
>>続きを読む1948年東大生闇金融事件光クラブ事件が及ぼした日本社会の衝撃度合を示す成瀬巳喜男監督の問題作。祖母東山千栄子、母村瀬幸子、妹若山セツ子を養う息子原保美は、学生乍ら友人宇野重吉と共に、ダンスホールで…
>>続きを読む「僕らは知能のスポーツマンさ!」
と宣言し次々と女たちを騙していく学生二人組。
俺らが最高!という青春の香りムンムンで好み。
悪事を働きまくるが、学費や参考書、親の墓代までをも支払うお金に使われて…
ステーキを切る手元をアップで捉えると、次のショットは肉屋で生肉を切る手元のアップ。こうした連想によるつなぎは次作『白い野獣』にもあった。『白い野獣』では、女たちのダンスを見守る寮母の足下が次第にリズ…
>>続きを読む成瀬監督らしからぬサスペンス。光クラブ事件に憧れる不良学生コンビの物語。宇野重吉と原保美。ジゴロによる搾取。森がシナリオを書き須藤が実行する。戦争が人間を変えてしまったのか。森は戦友や須藤の妹と会い…
>>続きを読む大学生である宇野重吉と原保美はダーティな副業をしている
頭のキレる宇野がブレーン、ハンサムな原が実行役として
ダンスパーティーに入り浸り素人娘たちをたぶらかし、その後うまいこと金を出させる
真っ当に…